<特集>購入によるメリット・デメリット

資金面

【メリット】

同じ広さなら、ローンに管理費や固定資産税等の「維持費」まで加えても、賃貸 よりも住居費負担は軽くなるケースが多い。A一定の条件を満たす物件を住宅ローンを利用して購入した場合には、年末残高の最大1%(所得税額が上限)が10年にわたり還付され、住居費の実質負担は軽くなる。B住宅ローンは長期間の固定金利で組む事も可能であり、長期間の支払計画の見通しが確定することでライフプランも立て易くなる。C住宅ローンの「団体信用生命保険(民間銀行は金利に保険料が含まれる)」により万一の保証がされるので、既存の生命保険の見直しにより、賃貸の場合より保険料を軽減できる。

【デメリット】

@初期費用(諸経費・頭金)を一般的には賃貸よりも多く準備しなければならない。A資産デフレ時代には、売却により売却損が発生し、買い換え等の際には追加の資金が必要になることも。近い将来に住み替えや売却の可能性の高い人の場合は賃貸の方が有利ということもある。

精神面

【メリット】

@ローンを払い終えれば大きな住居費の支出から逃れられるのが持ち家のメリット。若いうちなら、長期のローンを組んで月々の返済を押さえても、定年前に完済する事も可能であるため、老後の年金を期待できない今後は特に持ち家の方がはるかに安心といえる。(老後・将来のためという動機が約20%)A団体信用生命保険の付保により、一家の大黒柱に万一の時には、住宅ローンの返済は免除され、家族に住居(財産)を残すことができる。(子供の誕生・成長、家族のためという購入動機が30%近く存在する)A一国一城の主という安心感・家族円満にもB持ち家を持つ事で社会的な信用が高まる。

【デメリット】

@建物老朽化に対する修繕・維持管理の手間・負担A災害時等における長期のローンの負担(リスク)B気軽な住み替えは制約される。

            

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